美容専門学校について

美容専門学校は、理容師・美容師法の改正により、平成12年度から新法に基づく試験が実施されております。旧法からの主な改正点は、都道府県知事の認可から厚生労働大臣の認可になったこと、従来のインターン制度の廃止、筆記試験と実技試験を同時に受験することが義務付けられております。
美容専門学校では、これらの改正にともない平成10年以降の入学者を対象に入学資格、修業期間、カリキュラムなどを改正して実施しいおります。
美容専門学校は、学校教育法による学校ではなく、職業教育を行う学校なので、法律的には「養成施設」といいます。養成施設は必ず、「厚生労働大臣指定」の専門学校でなければなりません。「指定」の専門学校とは、厚生労働大臣によって定められたカリキュラムで教育を行う学校のことです。必ず学ばなければならないと決められた必須科目、決められた時間数を学ぶことは美容師の免許を受けるためにどうしても必要なことだからです。
従って、美容師になるためには最終的に実技試験と筆記試験の両方を受験し、両方を合格しなければなりません。実技試験か筆記試験のどちらか一方のみに合格した場合は、実技あるいは筆記試験合格証明書が交付されます。これを提出すると、次回(合格した試験の次に実施される試験)に限り、合格試験が免除され、不合格だった試験のみを受験することができます。再度、不合格だった場合は、その次の試験は実技試験と筆記試験の両方を受験しなければなりません。
学校の課程には、昼間課程、夜間課程、通信課程の3種類があります。
昼間課程は他の課程に比べて費用もかかりますが、必須科目だけでなく、選択科目や自由研究、クラブ活動などを通して、将来間接的に必要になる知識を学ぶことができるという点で、また学校生活を楽しめるという点でも魅力があります。
夜間課程は、働きながら資格をとる課程として活用されております。仕事と勉強の二重生活はたいへんではありますが、美容院で働いているならば、現場を知っているだけに理解は早いといえます。
学校によっては通信教育を設けているところもあります。自宅で教材を使って勉強し、レポートを提出します。途中で1~2ヶ月のスクーリングを受けます。
通信課程での指導は、一括して財団法人日本理容美容教育センターが行っております。従って、通信の場合は、どこの学校に入学しても同じ教育が受けられることになります。スクーリングと卒業免状だけがその学校のものになります。